2017/06/14
防災・危機管理ニュース
東京メトロは12日、ホーム上での線路内転落・列車接触事故防止を目的とした「注意喚起シート」(スレッドライン)を7月から12月末までに5路線34駅に追加設置すると発表した。新たに設置するのは、銀座線の新橋・虎ノ門・渋谷駅、東西線の飯田橋・大手町・日本橋駅、半蔵門線の永田町・半蔵門・大手町駅など。ホーム上のさらなる安全性向上を目指す。
「注意喚起シート」は赤と白の縞模様のシートで、ホームの白線から縁端部まで貼り付けることにより、乗客の列車への接触、接近、ドア挟み、線路内転落などの事故防止、駅係員や乗務員のホーム監視業務の視認性向上を図る。
これまで41駅に注意喚起シートの設置を完了しているが、身体の不自由な人の利用状況などを考え、更に安全性・視認性を確保するため、追加設置することになった。追加設置完了後の合計駅数は、5路線70駅となる。
■ニュースリリースはこちら
http://www.tokyometro.jp/news/2017/188816.html
(了)
リスク対策.com:横田 和子
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方