2017/05/31
ニュープロダクツ
プロロジスは22日、停電時に非常用電源で開閉できる電動シャッターを文化シヤッターと共同開発し、15日に文化シヤッターが販売開始したと発表した。商用電力を発電機用の電源に切り替える電源切替盤を内蔵している。災害時、停電が起きた際も、非常用のポータブル発電機などにつないでシャッターを稼働でき、荷物搬出などの事業継続が可能となる。
同社は災害時、物流施設に入居する企業が事業継続できるようサポートするため、非常用発電機の設置やシャッターへ電源切替盤の後付けを進めていた。設計や施工管理を担うコンストラクション・マネジメント部が、シャッター側部のガイドレールに電源切替盤を納めるアイデアを出し、文化シヤッターに製品化を提案、2016年12月に製品化した。同社が今後開発する物流施設に採用していく予定だ。
同社は「電源切替盤を内蔵した電動シャッターはこれまでになく、従来の電動シャッターは、停電時に開閉させることは容易ではなかった」とする。
■ニュースリリースはこちらから
http://www.prologis.co.jp/new/distribution/170522.html
(了)
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リスク対策.com:横田 和子
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