IPAではインフラなどサイバー人材の育成に注力している(写真はイメージです)

情報処理推進機構(IPA)は18日、企業などの制御システム保有組織のセキュリティ対策の統括責任者向けの短期プログラムを7月14~15日に開催する。サイバーセキュリティに関し経営者が判断しやすいよう、リスク分析を行い攻撃による影響範囲や深刻度を想定。対策を提示できるように訓練する。

場所は東京・文京区のIPA。期間は2日間で1日目はトレーニング・セッションで2日目はウォー・セッション。1日目は重要インフラ事業者特有の脅威や防御の学習、組織やビジネスに与える影響の討議、監督省庁や関係者とのサイバーセキュリティリスクや対策でのコミュニケーションやコラボレーションについて理解を深める。2日目はシナリオに基づいた実践演習を行う。費用は30万円(税込み)。

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https://www.ipa.go.jp/about/press/20170518.html

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介