IPAとNISCが配布する啓発ポスター

情報処理推進機構(IPA)にランサムウェアに関する相談が15日のみで74件も寄せられたことがわかった。1~14日までは4件で、今年のこれまでの月間最多は1月の11件。IPAによると世界的な被害拡大と報道を見て不安が増大したのではないかと分析している。

またIPAと内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は「情報セキュリティ対策9か条」と題した啓発を行っている。ネットを安全に利用するための取り組みで、内容は下記の通り。

1. OSやソフトウェアは常に最新の状態にしておこう
2. パスワードは貴重品のように管理しよう
3. ログインID・パスワード絶対教えない用心深さ
4. 身に覚えのない添付ファイルは開かない
5. ウイルス対策ソフトを導入しよう
6. ネットショッピングでは信頼できるお店を選ぼう
7. 大切な情報は失う前に複製しよう
8. 外出先では紛失・盗難に注意しよう
9. 困ったときはひとりで悩まず、まず相談


■「情報セキュリティ対策9か条」(NISCホームページ)
http://www.nisc.go.jp/security-site/files/leaflet_20150201.pdf

■関連記事「Windows相手にランサムウェア猛威」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2834

(了)