2017/05/16
ニュープロダクツ
ALSOKは、災害時に要介護者など高齢者が避難する際に最低限必要なアイテムを厳選した災害対策用品「高齢者向け緊急キット」を5月より販売開始した。販売中のALSOK「緊急キット」の内容をベースに、熊本地震で被災したALSOKグループの介護会社社員にヒアリングを実施し、「あって良かった」「あれば良かった」という5アイテムを取り入れた全10アイテム。価格は1セット4600円(税抜き)。
軽くて丈夫、防水性に優れたナップザックの内容は、介護食2食分、スープ1食分、ウエットタオル1セット、ゴム手袋1揃い、エマージェンシーブランケット1枚、軍手1揃いと圧縮タオル2枚をセットにしたコンパクトワークセット、備蓄用保存水500ml、マスク7枚、セーフティライト1本。このうち、ALSOKグループの介護会社社員の声を反映させ取り入れたのは、介護食、スープ、ウエットタオル、ゴム手袋、コンパクトワークセットだ。
介護食は食べやすさに配慮したユニバーサルデザインフードで、食べる人の状況に応じて、食材の軟らかさを2種類から選ぶことができる。賞味期限は軟らかさで異なり、製造から18カ月と24カ月となっている。
ウエットタオルは体拭きだけでなく食器拭きにも使え、使用期限は未開封で製造日より5年。コンパクトワークセットのタオルは、簡単な防災頭巾代わりとして頭を守るのに使えるほか、ケガをしたときの止血や骨折した際の固定にも使える。セーフティライトは、折り曲げると光る棒状のもので、10~12時間光り続ける。夜間に明かりが得られるほか緊急時の目印にもなる。
■ニュースリリースはこちら
http://www.alsok.co.jp/company/news/news_details.htm?cat=2&id2=858
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
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