小池知事は都民にミサイルへの注意喚起を行った

東京都は27日、都のホームページに「弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について」と題したコーナーを掲載した。北朝鮮情勢が緊迫する中、弾道ミサイル着弾の可能性がある場合に、地下や頑丈な建物への避難などを呼びかけた。

都では当初、ミサイル着弾時について解説した政府の「内閣官房国民保護ポータルサイト」のリンクを貼っていたが、それだけでは何をすべきか伝わりにくいと判断。とるべき行動について文章に起こして掲載した。また、弾道ミサイルの飛来の可能性がある場合に流れるJアラート(全国瞬時警報システム)について解説している。

都のサイトのトップページからは「災害情報(国民保護含む)」をクリックすると「東京都防災ホームページ」が開く。ここの「国民保護の取組(武力攻撃や大規模テロ等に備えて)」をクリックし、少しスクロールすると見ることができる。

元防衛大臣でもある小池百合子知事は28日の記者会見で「万が一のために何をすべきか。東京は首都で人口も多い。都としてこういった形で注意を喚起する」と述べた。

■「国民保護の取組」(東京都ホームページ)
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/taisaku/1000063/1000418.html

■関連記事「政府、ミサイル対策をサイトに掲載」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2705

(了)