小池知事(中央)はスマートフォンを使った画像共有について説明を受けた

東京都の小池百合子知事は24日、知事就任後初めて警視庁を視察。各部署の説明を受けた。警視庁の後は女性警官が配属されている港区の虎の門交番を視察。2020年東京オリンピック・パラリンピックの成功へ他組織との連携の重要性を語った。

警視庁では総合指揮所や通信指令本部、鑑識課などを視察。総合指揮所は各地の定点カメラの映像が見られ、大規模災害時の指揮などが行われる場所。通信指令本部は110番通報の処理や警官に指令を行う。小池知事は110番処理の様子のほか、警官がスマートフォンで撮影した画像を送信し共有するシステムなどを見学した。鑑識課では小池知事の似顔絵が描かれた。

虎の門交番で小池知事(左)はモニターを見学

その後、虎の門交番に移動。交番前のインフォメーションモニターのほか、女性警官が配属され、居住性の高い当直スペースについて説明を受けた。小池知事は視察後の取材で「サイバー犯罪など日進月歩で犯罪も進化している。必要なことしないといけない」述べた。

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて小池知事は「警視庁、大会組織委員会、国の警察組織と連携取りながら安全を守る。東京メトロなどと官民一体のパートナーシップを確認し連携を進め安全なオリンピック・パラリンピックにしたい」と述べた。

(了)