2020/03/05
ニュープロダクツ
緊急事態対応モバイル・アプリによる海外危機管理サービス「SAFEY」を展開するSAFEYはこのほど、「SAFEY」Webポータルにおいて、企業や組織が新型コロナウイルス(COVID-19)に晒されていることに対する意識向上を促す新たな機能を実装した。
「SAFEY」は、SAFEYアプリとSAFEY ISO(Instant Security Overview)管理画面の2つのシステムから構築され、警告・コミュニケーション・SOS(緊急通知)・位置検知の各機能を備える危機管理システム。SAFEYアプリは個々の利用者への情報配信、位置情報取得によって安全を確保するもので、管理者はSAFEY ISO管理画面を通じて各利用者の最新位置情報や世界インシデント情報などをリアルタイム把握できる。
今回の新機能では、新型コロナウイルス(COVID-19)が発生した地域を訪れた利用者の過去・現在の位置情報履歴に関するメールを、管理者として登録された利用者に向けて毎日送信する。また、過去14日間に少なくとも10人の新型コロナウイルス確定症例が確認されている国の地域に従業員がいた場合、当該地域及び従業員情報をメールで通知する。
新機能を使用するには、「SAFEY」Web ポータルにログインし、ダッシュボードの[Subscribe]ボタンを押して登録する必要がある。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方