2017/03/02
ニュープロダクツ
アイデアクラウド(本社:愛知県名古屋市)は2月24日、防災教育やイベントなどで使用できるVRコンテンツ「防災VR」「防災VR for Instant」「防災VR for KIDS」それぞれの「火災編」を開発し、2月23日から提供開始したと発表した。本格的な防災訓練から子ども向けの災害疑似体験のラインアップを揃えた。
「防災VR/火災編」は消火器を持つ、ピンを外す、バルブを持って消火器を握ると行った一連の動作をVR上で行い、実際に近い消火訓練を個別に体験できる。
「防災VR for Instant/火災編」は、60秒の制限時間内で体験を完了するので、イベントなどで多人数の体験が可能。実際に煙が充満した部屋からの脱出を体験できる。
「防災VR for KIDS/火災編」は、教室内で火に巻き込まれるVR体験を行い、火災の怖さを学ぶ啓蒙的なコンテンツ。子どもでも体験できるように単眼のヘッドマウントディスプレイに対応している。
今後、「防災VR」の「地震編」「津波編」製作を予定。同社は「防災イベントや防災施設で導入しやすいパッケージ商品などを開発していく」としている。
(了)
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方