災害時のオーラルケアについて紹介

サンスターは1日の「防災用品点検の日」に合わせ、同社が運営するサイト「防災オーラルケア」にリーフレット「Mouth & Body Topics 人々の健康を口から守る～災害時の誤嚥性肺炎予防の事例から～」を掲載した。PDFでダウンロードできる。

誤嚥（ごえん）性肺炎とは、食べ物や唾液が食道でなく気管に入り込み、細菌が肺で繁殖して起こる病気。高齢者に多く、使える水が減り歯をなかなか磨けなかったり、入れ歯を洗えなかったりする災害時には増加傾向にある。

同リーフレットは2016年の熊本地震をふまえ作成。誤嚥性肺炎についてのほか、水ですすぐ必要のない液体ハミガキの利用や、ハンカチやティッシュで歯の汚れをふくなどの災害時のオーラルケアについて説明している。同社では液体ハミガキを熊本地震時に支援物資として被災地に送ったほか、地方自治体に備蓄を呼びかけている。

■「防災オーラルケア」（サンスター）
http://jp.sunstar.com/bousai/

（了）