避難場所や災害拠点病院など、東京都のオープンデータを活用する(出典:東京都ホームページ)

東京都は23日、都のオープンデータを活用した、防災に関するウェブサービスもしくはアプリを募集する「東京都オープンデータ防災アプリコンテスト」を開催すると発表した。3月6日まで応募を受け付ける。

オープンデータは都のホームページに公開されており、出典元の明記など一定の条件で二次利用や商用利用、改変が可能。防災については避難場所や災害拠点病院などのデータが公開されている。

これらのデータを活用した、防災に役立つウェブサービスやアプリを募集する。応募は都の電子申請から受け付け。作品の概要やパワーポイントによる作品紹介資料のほか、ウェブ上やアプリストアへの公開により、審査員が実際に作品を確認できることが必要となる。

審査会・表彰式を3月25日、東京・江東区の東京臨海広域防災公園そなエリア東京で開催。最優秀賞には表彰状と10万円、優秀賞と特別賞には表彰状と3万円、来場者特別賞には記念品が贈呈される。最優秀賞と来場者特別賞は1点、優秀賞と特別賞は若干数を予定。来場者特別賞は来場者の投票で決定する。

■「東京都オープンデータ防災アプリコンテスト」開催概要(東京都総務局)
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/13it/opendata2016boshuu.html

(了)