2016/12/15
ニュープロダクツ
ソフトウェア・ハードウェア製品の製造・販売などを行う株式会社バニーホップ(本社:東京都渋谷区)は14日、接続するだけで機器をIoT製品化するLANコネクター製品「IoTコネクター」の提供を開始したと発表した。
IoTコネクターを接続した機器は、制御プログラムをクラウド上に設置することで、PCやスマートフォンからインターネット経由での遠隔操作ができる。
クラウドはアマゾン ウェブ サービスIoTプラットフォーム(※)に対応。住宅設備関連では、自動ドア、電気錠、警報装置、漏電や水位などの建設設備センサー、電動バルブなどへの接続ができ、遠隔からカレンダーや時刻設定によるタイマー起動、一度にたくさんの機器を制御、動作状況の確認や通知が可能となる。
IoTコネクター自身がクラウドとの暗号化通信を確立するので、VPNやファイアウォールなどの設定は不要。すでに設置済みの機器にも取り付けができる。
サイズは、縦77mm×横36mm×高さ28mm。インタフェースは、接点出力×2、接点入力×2、シリアル通信×2(※シリアル通信はオプション)。
今後同社では、死活監視、動作ログ管理、メール、チャット通知、グラフ表示、データストレージ機能制御プログラムのライブラリも提供予定だ。
※Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon Workspaces、およびAmazon Web Services ロゴは、com, Inc.またはその関連会社の商標。
(了)
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方