接続するだけで機器をIoT製品化するLANコネクター製品「IoTコネクター」

ソフトウェア・ハードウェア製品の製造・販売などを行う株式会社バニーホップ(本社:東京都渋谷区)は14日、接続するだけで機器をIoT製品化するLANコネクター製品「IoTコネクター」の提供を開始したと発表した。

通信の仕組み
IoTコネクター内部基板

IoTコネクターを接続した機器は、制御プログラムをクラウド上に設置することで、PCやスマートフォンからインターネット経由での遠隔操作ができる。

クラウドはアマゾン ウェブ サービスIoTプラットフォーム(※)に対応。住宅設備関連では、自動ドア、電気錠、警報装置、漏電や水位などの建設設備センサー、電動バルブなどへの接続ができ、遠隔からカレンダーや時刻設定によるタイマー起動、一度にたくさんの機器を制御、動作状況の確認や通知が可能となる。

IoTコネクター自身がクラウドとの暗号化通信を確立するので、VPNやファイアウォールなどの設定は不要。すでに設置済みの機器にも取り付けができる。

IoTコネクター管理画面

サイズは、縦77mm×横36mm×高さ28mm。インタフェースは、接点出力×2、接点入力×2、シリアル通信×2(※シリアル通信はオプション)。

今後同社では、死活監視、動作ログ管理、メール、チャット通知、グラフ表示、データストレージ機能制御プログラムのライブラリも提供予定だ。

※Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon Workspaces、およびAmazon Web Services ロゴは、com, Inc.またはその関連会社の商標。

 (了)