2019/11/07
ニュープロダクツ

マカフィーは7日、企業向けのエンドポイント(端末)セキュリティ商品として「McAfee MVISION EDR(マカフィー エムビジョン イーディーアール)」の国内での本格展開を発表した。AI(人工知能)も活用し調査を自動化。クライシスレスポンスにかかる時間を短縮している。
エンドポイントのデータ収集と脅威検知の後に、証拠の調査や分析にはこれまでアナリストが仮説を立て、合致しているかの確認を行っていた。「MVISION EDR」ではAIも活用し初期調査を自動化。一般的なエンドポイントセキュリティでは2時間10分かかっていたものを6分に短縮したという。自動化は調査レベルの均一化にもつながる。
マカフィーではパートナーである販売代理店を通じて提供する。価格はケースによって異なるが、7日に東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で行われた記者発表会にパートナーとしてテクマトリックス、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、三井物産セキュアディレクションの3社の関係者が出席。提供するセキュリティメニューに「MVISION EDR」を加えるとした。
マカフィーの田中辰夫社長は「当社ではデバイスからクラウドまでの保護を打ち出している。試験運用を重ね、いよいよ日本で本格展開していく」と説明した。
■詳細はこちら
https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/mvision-edr.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- マカフィー
- エンドポイントセキュリティ
- サイバーセキュリティ
- MVISION
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/01
-
-
-
-
-
全社員が「リスクオーナー」リーダーに実践教育
エイブルホールディングス(東京都港区、平田竜史代表取締役社長)は、組織的なリスクマネジメント文化を育むために、土台となる組織風土の構築を進める。全役職員をリスクオーナーに位置づけてリスクマネジメントの自覚を高め、多彩な研修で役職に合致したレベルアップを目指す。
2025/03/18
-
ソリューションを提示しても経営には響かない
企業を取り巻くデジタルリスクはますます多様化。サイバー攻撃や内部からの情報漏えいのような従来型リスクが進展の様相を見せる一方で、生成 AI のような最新テクノロジーの登場や、国際政治の再編による世界的なパワーバランスの変動への対応が求められている。2025 年のデジタルリスク管理における重要ポイントはどこか。ガートナージャパンでセキュリティーとプライバシー領域の調査、分析を担当する礒田優一氏に聞いた。
2025/03/17
-
-
-
なぜ下請法の勧告が急増しているのか?公取委が注視する金型の無料保管と下請代金の減額
2024年度は下請法の勧告件数が17件と、直近10年で最多を昨年に続き更新している。急増しているのが金型の保管に関する勧告だ。大手ポンプメーカーの荏原製作所、自動車メーカーのトヨタや日産の子会社などへの勧告が相次いだ。また、家電量販店のビックカメラは支払代金の不当な減額で、出版ではKADOKAWAが買いたたきで勧告を受けた。なぜ、下請法による勧告が増えているのか。独占禁止法と下請法に詳しい日比谷総合法律事務所の多田敏明弁護士に聞いた。
2025/03/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方