情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供する株式会社パイプドビッツ(本社:東京都港区)は27日、「スパイラル® 安否確認サービス」を12月上旬にリニューアルすると発表した。

災害時にパソコンを使えない環境となることを想定し、基本的な操作がすべてスマートフォンで対応できるようになる。外出先でも迅速な報告が可能だ。操作画面はシンプルにこだわることで通信量を抑え、安否報告や対策指示などのメールを確実に届けられるようにする。回答状況の確認や集計は、パソコンとスマートフォンのどちらからでも操作できる。

メールアドレスがなくてもSMSで確認ができる。メールアドレスがエラーになった時や未回答の状況が続く際、電話番号をもとにSMSへ配信することで、確実に従業員へ安否確認の連絡を届ける。

万一の際に、管理者が従業員の安否を確実に把握できるようにするためには日頃の訓練が重要だ。今回のリニューアルでは訓練機能を実装し、実施回ごとに回答率や応答時間などを計測しておくことで、災害時や緊急時に備えることができる。

同社は、将来的には他のSNSとの連携や、災害時における安否確認の自動送信機能の追加など、より安心して便利に利用できるサービス改善に取り組んでいく。

(了)