写真を拡大 現状分析を行ったうえで対策を実施。評価や改善につなげる(出典:GRCSニュースリリース)

GRCSは18日、製造業や重要インフラなどを対象とした、制御システムセキュリティ対策コンサルティングサービスの提供を開始すると発表した。2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、サイバー攻撃のリスクが高まりつつある制御システムの対策を支援し、円滑な業務推進や安全性向上を図る。

工場やインフラなどで設備を制御するシステムは従来、施設や企業内向けの独自の閉域システムで、外部との接続がなく比較的安全と考えられてきた。しかし汎用OSが使われるようになり、IoT(モノのインターネット)化など外部ネットワークとの接続も進む中で安全対策が急務となっている。

コンサルティングサービスでは製造業のほか、鉄道や電力、ガス、水道など内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が「重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第4次行動計画」で定める14分野を主な対象として提供する。リスク評価の他、セキュリティ戦略やロードマップの策定、規定類の整備、コンサルタントによる支援を実施。さらにサイバー攻撃の事例紹介やその対策、五輪に向けて必要な対策、従業員向けのセキュリティ教育といったトレーニングの提供も行う。価格は個別見積もりとなっている。

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リスク対策.com:斯波 祐介