アロバの内藤社長は「アロバビュー」が多様なカメラに対応することを説明した

アロバは監視カメラ録画システム「アロバビュー」の販売に注力している。カメラのメーカーや機種を問わず複数のカメラ設置に対応。サーバーへの録画のほか、同社のクラウドを使った録画や再生も可能。AI(人工知能)を活用した顔認識による属性や感情データの取得も行える。

アロバビューは監視カメラをネットワーク化した録画システム。国内外20メーカーの500機種以上のカメラに対応する。異なるカメラをつなげることも可能で、台数は1~1万2800台にまで対応。防犯センターなど1カ所からの遠隔操作・監視が行えるようになっている。カメラには基本的にLANケーブルをつなぎ、情報の送信のほかカメラへの給電も行われる。

録画は自前のサーバー以外に、アロバが用意するクラウド上でも可能で、暗号化して保存される。人の出入りなどの異常があればポップアップで知らせるほか、「アロバビューコーロ」という顔認識システムも利用でき、監視カメラに映った顔情報から年齢・性別といった属性のほか、喜びや怒りといった感情も読み取ることができる。防犯以外に来店者の属性や感情を分析することでマーケティングにも活用を見込む。

アロバの内藤秀治郎社長は「防犯以外にも河川水位監視など新たな市場が今後開けてくるだろう」と予想している。「アロバビュー」は代理店を通じ販売し、オープン価格となっている。

■詳細はこちら
https://www.arobaview.com/

(了)

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