写真を拡大 大雨警報・洪水警報の危険度分布を地図上で表示(提供:ゼンリン)

ゼンリンは地方自治体向けにクラウド型の住宅地図サービス「ゼンリン住宅地図 LGWAN」を提供し、自治体におけるセキュリティの高い総合行政ネットワーク(LGWAN)環境下での部署間情報共有や住民対応などの個別業務を支援している。

また自治体の危機管理部門における業務で必要な機能とコンテンツをパック化した「防災パック」を新たにラインナップ。「土砂災害警戒判定メッシュ」情報を地図上に重畳する機能や地図上で描写したポリゴンの中にある世帯や事業所数をカウントできるエリア集計機能など、自治体の防災・危機管理部署が災害発生時に素早く効率的な対応ができるよう、人手を補助する機能を備える。

ほかにも自治体所有の情報を地図と紐づけて一元管理ができる台帳管理機能、地図に自治体の持つハザード情報を重ね合わせて地域ごとの災害危険度をわかりやすく表示できる取り込み機能などもある。

近日中には、気象業務支援センター経由で提供される気象庁からの大雨警報や洪水警報の危険度分布、台風予報といった気象情報を重ねる機能も付加される。これにより、リアルタイムで地域分けをして大雨による浸水害などの危険性を把握することが可能となる。

価格は人口や使用条件によって異なるが、「ゼンリン住宅地図 LGWAN」の住宅地図の閲覧などの基本機能のみの利用金額は人口規模3万人未満の市町村で年間12万円(税別)~。「防災パック」は「ゼンリン住宅地図 LGWAN」にオプションとして追加扱いとなる。

■詳細はこちら
https://www.zenrin.co.jp/product/category/residentialmap/lgwan/index.html

(了)

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com:斯波 祐介