2019/03/11
ニュープロダクツ
アイコムは2月28日、衛星無線端末「IC-SAT100」を4月に発売すると発表した。通常時の通信手段がつながりにくい災害時に効果的で、BCP(事業継続計画)を策定した企業などの利用を見込む。年間販売予定台数は6000台。
地球全体をカバーし、音声遅延も少ないイリジウム社の衛星無線ネットワークを活用。電話番号を使い発信する必要のある衛星電話と違い、送信ボタンを押すだけで、複数の相手先の無線機に音声を同時に送信する。山間部や離島といった、携帯電話のエリア外でも威力を発揮する。
大きさは幅57.8mm、縦135mm、厚さ32.8mm。重さは300gで、防塵・防水機能も備える。端末はオープン価格。通信料は未定だが、通話時間による従量課金はない月額固定制で、使用できるエリアが広くなるごとに料金を上げていく方針だという。
■ニュースリリースはこちら
http://www.icom.co.jp/release/20190228/
(了)
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リスク対策.com:斯波 祐介
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