2019/03/05
ニュープロダクツ
エムシーアクセス・サポートは携帯型無線機「EK-6180A」の販売に注力している。災害時もつながりやすいMCA無線とNTTドコモのLTEに対応。二重の通信網のほか、無線機も衝撃に強いものとしている。
MCA無線とは一般財団法人移動無線センターが提供する、800MHz帯の電波を使用した業務用移動通信システム。114の中継局で人口の87%をカバーする。3~5分の通話制限を設け、通信が混雑する輻輳がおこりにくい。中継局も耐震性があるほか、万が一中継局間の通信網が切れた場合も同じ中継局のカバーエリア内にある無線機とは通信が可能となっている。2016年の熊本地震でもMCA無線は使われている。本庁舎が被災した熊本県八代市に防災無線の仮設指令局用としてMCA無線機とアンテナ機材が貸し出され、活用された。
「EK-6180A」は連続17時間の稼働が可能。粉じんが内部に入らず、水深1mの水中に30分間水没しても大丈夫な防塵・防水構造のIP67の性能を満たしている。サイズは幅が約58mm、厚さ35mm、高さ149mmで、重さは約360g。端末価格はオープン価格。通信費は関東地域の都市部で1中継局のみの利用の場合、月2376円(税込み)。
■詳細はこちら
http://www.mcaccess.co.jp/product/portable/ek-6180a.html
(了)
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リスク対策.com:斯波 祐介
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