2019/01/17
防災・危機管理ニュース

世界経済フォーラムは16日、「グローバルリスク報告書2019年版」を発表した。同報告書は、毎年1月に開催される世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)の討議に活用されるほか、各国の政府や企業らの長期戦略策定にも影響を与えるとされている。今回は気候変動に関するリスクが、今年最も影響を与える5つのグローバルリスクのうち4つを占めた。
報告書の基となるグローバルリスク意識調査(GRPS)において、世界中の専門家など約1000人の回答者に今年のリスクについて調査。専門家の90%は今年は主要国間で経済的対立がさらに高まると予想した。また、88%は多国間貿易の規制や協定がさらに崩壊すると予想している。保護主義・自国第一主義の広がりが影響しているとみられる。
影響の高い上位5リスク
1.大量破壊兵器
2.気候変動の緩和・適応の失敗
3.異常気象(洪水、暴風等)
4.水危機
5.大規模な自然災害(地震、津波、火山爆発、地磁気嵐等)
発生可能性の高い上位5リスク
1.異常気象(洪水、暴風等)
2.気候変動の緩和・適応の失敗
3.大規模な自然災害(地震、津波、火山爆発、地磁気嵐等)
4.大規模なデータの不正利用 / 窃盗
5.大規模なサイバー攻撃
■ニュースリリースはこちら
https://weforum.ent.box.com/s/r52qqqvx6tzptxlyvcp48tx4jfosanez
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- グローバルリスク報告書
- 世界経済フォーラム
- ダボス会議
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/01
-
-
-
-
-
全社員が「リスクオーナー」リーダーに実践教育
エイブルホールディングス(東京都港区、平田竜史代表取締役社長)は、組織的なリスクマネジメント文化を育むために、土台となる組織風土の構築を進める。全役職員をリスクオーナーに位置づけてリスクマネジメントの自覚を高め、多彩な研修で役職に合致したレベルアップを目指す。
2025/03/18
-
ソリューションを提示しても経営には響かない
企業を取り巻くデジタルリスクはますます多様化。サイバー攻撃や内部からの情報漏えいのような従来型リスクが進展の様相を見せる一方で、生成 AI のような最新テクノロジーの登場や、国際政治の再編による世界的なパワーバランスの変動への対応が求められている。2025 年のデジタルリスク管理における重要ポイントはどこか。ガートナージャパンでセキュリティーとプライバシー領域の調査、分析を担当する礒田優一氏に聞いた。
2025/03/17
-
-
-
なぜ下請法の勧告が急増しているのか?公取委が注視する金型の無料保管と下請代金の減額
2024年度は下請法の勧告件数が17件と、直近10年で最多を昨年に続き更新している。急増しているのが金型の保管に関する勧告だ。大手ポンプメーカーの荏原製作所、自動車メーカーのトヨタや日産の子会社などへの勧告が相次いだ。また、家電量販店のビックカメラは支払代金の不当な減額で、出版ではKADOKAWAが買いたたきで勧告を受けた。なぜ、下請法による勧告が増えているのか。独占禁止法と下請法に詳しい日比谷総合法律事務所の多田敏明弁護士に聞いた。
2025/03/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方