2015/03/15
防災・危機管理ニュース
気象情報ネットワークと道路管理・車両運行システムの連携
富士通グループ3社と扶桑電通株式会社は、群馬県みなかみ町が進める交通インフラの保全および地域住民や観光客の安心・安全の確保に向け、気象情報ネットワークと道路管理・車両運行システムを連携した新たなシステムを構築し、運用を開始した。
みなかみ町は、同システムを活用することで、降雨・降雪などの気象のデータとともに、 道路パトロール車や除雪車の運行状況をリアルタイムに把握することができ、タイムリーで効率的な防災減災・雪害対策など、住民サービスの向上を実現。
昨今の異常気象による豪雪は、従来、寡雪であったエリアにも大きな雪害をもたらしているが、北関東の新潟県境に位置するみなかみ町は、かねてからエリアによって積雪量の差異が大きく、住民の暮らしや観光客などの利便性確保に向けた交通インフラの担保に多くの費用と労力を費やしてきていた。このような中、みなかみ町では、気象情報ネットワークと道路管理・車両運行システムを連携させることで、防災減災や雪害対策にかかる業務の効率化とともに、道路行政における住民サービスの向上、観光客の安心安全の担保を実現するとしている。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方