2015/03/12
防災・危機管理ニュース
参加無料 都市減災研究センター(UDM)最終報告会
工学院大学総合研究所都市減災研究センター(UDM)の最終成果報告会が3月31日(火)13時30分から工学院大学新宿校舎アーバンテックホール(高層棟3階)で開催される。UDM は 2009 年に設立され、6 年計画で「震災時における建築・都市の減災と機能維持」に関する研究を行っており、本研究は文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に指定されている。
最終報告会では「建築・都市の減災と震災時機能継続に関する研究拠点の形成」をメインテーマに、◇ 都市型建築の効果的な耐震補強・改修法の開発と推進 ◇建築機能維持施設の効果的な耐震補強・改修法の開発と推進 ◇震災廃棄物の再資源化と高機能化 ◇災害対策拠点の分散化を支援する耐災害性の高い電源・通信システムの開発 ◇自治体・地域協働による震災時の都市機能維持、についてそれぞれ同大学の教授らが発表するほか、招待講演も行われる。
参加費は無料、事前登録は不要。聴講希望者は、直接会場まで。
≪成果発表会≫13:30 ~ 15:20
・成果概要
久田嘉章 教授(工学院大学 建築学部 まちづくり学科)
・大都市の建築構造の耐震性評価と補強法~超高層から木造まで~
山下哲郎 教授(工学院大学 建築学部 建築学科)
・建築機能維持施設の効果的な耐震補強・改修法の開発と推進
西川豊宏 准教授(工学院大学 建築学部 まちづくり学科)
・震災廃棄物の再資源化と高機能化
田村雅紀 准教授(工学院大学 建築学部 建築学科)
・災害対策拠点の分散化を支援する耐災害性の高い電源・通信システムの開発
水野 修 教授(工学院大学 工学部 情報通信工学科)
・新宿駅周辺地域におけるエリア防災の実践と今後の課題
村上正浩 准教授(工学院大学 建築学部 まちづくり学科)
≪招待講演≫15:30 ~ 16:30
・地方に迷惑をかけない首都圏の防災・減災
福和伸夫 教授(名古屋大学 減災連携研究センター長)
・大都市の震災対策の新展開と課題
中林一樹 教授(明治大学大学院政治経済学研究科危機管理研究センター特任教授/首都大学東京名誉教授)
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwgt024/houkokukai/houkokukaiA40216.pdf
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