岩手県大船渡市は17日、2月から今月にかけて起きた山林火災について、延焼範囲が約3370ヘクタールだったと発表した。これまで約2900ヘクタールとしていたが、7日の鎮火宣言後に精査した結果、約470ヘクタール拡大した。
 火災は2月26日に発生。広範囲に及んだことから消火活動は難航し、今月7日に鎮火を宣言。平成以降、最大規模の山林火災となった。
 市によると、15日現在でも193人が避難所などでの生活を続けている。 
〔写真説明〕山林火災で焼けた集落=3月11日、岩手県大船渡市

(ニュース提供元:時事通信社)