【シリコンバレー時事】マクマホン米教育長官の言い間違いが話題となっている。人工知能(AI)の学習への影響について教育、ITそれぞれの専門家が議論する会合で、AIを繰り返し「A1(ワン)」と言及。メディアやSNS投稿では、米国で広く普及しているステーキソースの商品名と混同したとの指摘が相次いだ。
 会合は西部カリフォルニア州サンディエゴで開かれた。マクマホン氏は発言の中で「A1は個別指導にどう役立つのか。こうしたことや技術革新が今後も発展していくことを願う」などと何回も言い違えた。
 マクマホン氏は、第1次トランプ政権で中小企業局長官、昨年の大統領選では政権移行チームの共同議長を歴任した。第2次政権では教育省解体のかじ取りを任されている。AIが教育に大きな影響を与えると言われる中、新技術への理解不足とも取れる今回の発言を不安視する声もある。 
〔写真説明〕マクマホン米教育長官=2月13日、ワシントン(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)