楽しく学ぶ防災教育の普及活動を行うNPO法人プラス・アーツ(兵庫県神戸市)は2月4日、国際交流基金が主催する「2014年度 国際交流基金地球市民賞」を受賞したと発表した。

プラス・アーツは2006年に創設。阪神・淡路大震災の教訓を次世代に伝えるため、楽しく学ぶ防災体験プログラム「イザ!カエルキャラバン!」やキャンプを通じて生き抜く力やたくましさを養う「レッドベアサバイバルキャンプ」などを開発し、その取り組みは国内21都道府県、海外14カ国に広がっている。

同賞は1985年に創設し、国際文化交流活動を通じて日本と海外の市民同士の連携や、お互いの知恵やアイデア、情報を交換して共に考える団体に贈られており、今年で30周年を迎える。本年度は109団体の推薦・応募の中から3団体が選ばれた。

授賞式は3月4日、国際交流基金本部(東京都新宿区)で開催される予定。

※プラス・アーツの活動は「C+Bousai/地区防災計画学会誌 Vol.2」に掲載予定