2015/02/09
防災・危機管理ニュース
450年以上続く日本を代表する中小企業
機械要素部品メーカーの鍋屋バイテック株式会社(本社:岐阜県関市)は、2014年12月18日、事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301の認証を取得した。審査機関はLRQA(LLOYD’S RESISTER QUALITY ASSURANCE)ジャパン。
同社は、カップリング、特殊ねじ、リニアガイド用ブレーキ、Vプーリーなどの機械要素部品を製造販売しており、創業は1560年。日本を代表する中小企業の一社で、2010年度APEC中小企業大臣会合に参加した各国の大臣・国務長官の視察先に指定された企業。
南海トラフを震源とする東南海地震は、100~200年周期で発生しているマグニチュード8クラスの巨大地震だが、1944年に発生以後70年余りが経過。地震発生の確率が高まっていることから巨大地震(震度5強以上)による被害で商品の生産や出荷が止まり、顧客や利害関係者に多大な迷惑がかかり、復旧が滞れば会社の存続さえ危うくなることを想定。2014年内の認証取得をめざして約半年間をかけてシステムを構築、事業継続計画を策定した。
同社は、2000年12月にISO9001(品質マネジメントシステム)およびISO14001(環境マネジメントシステム)の認証を同時取得。2004年6月にOHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得。さらに2011年12月にはISO50001(エネルギーマネジメントシステム)の認証を取得している。これらに今回のISO22301(事業継続マネジメントシステム)を加え、品質・環境・労働安全衛生・エネルギー・事業継続を一元的に運営する「統合マネジメントシステム」を構築し、地球にやさしく、安全で質の高いものづくりをめざしている。審査機関LRQAにおいて、5つもの規格の認証を取得している企業は鍋屋バイテックのみ。
今回のISO22301の認証取得を機に、改めてCSR(企業の社会的責任)を強く意識し、今後もコンプライアンス態勢の強化に努めていく考えだ。
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