石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)は21日の記者会見で、2026年度から始まる二酸化炭素(CO2)の排出量取引制度について「適切な無償排出枠が、入り口として非常に重要だ」と述べた。その上で、化石燃料を扱う石油業界は「既存技術による排出量の大幅な削減が難しい」とし、「事情を考慮した上で算定をお願いしたい」と求めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)