「齋藤塾」主宰、危機管理の普及啓発に尽力

元東京都総合防災部情報統括担当課長で、危機管理勉強会「齋藤塾」を主宰していた齋藤(本名:白石)實さんが12月21日死去した。通夜は、12月27日(土)18時、葬儀告別式は12月28日(日)10時から、東京都品川区の桐ヶ谷斎場(東京都品川区西五反田5-32-20:電話03- 3491-0213)で開く。喪主は長男の白石大介さん。儀式形態は仏式。なお、ご葬儀、お供えに関する問い合わせは、株式会社ファイナルプロデュースで承っている(電話:03-5959-7510)。


齋藤實さんは、福島県出身、1951年4月1日生まれ。1969年4月に東京都に入都し、救急災害医療、三宅島噴火災害時の帰島対策、新型インフルエンザ対策本部業務など、16年間、都庁の危機管理を担当。2011年3月11日に発生した東日本大震災では、都災害対策本部の広報班の責任者としてプレス対応等にあたった。同年3月末に、42年間勤務した都庁を定年退職した。

2010年4月からは私的勉強会として「危機管理に関する勉強会」を開催しており、退職後は危機管理勉強会「齋藤塾」に会の名を改め、本格的に活動を展開。毎月、セミナーや防災施設の見学会を開催するなど、危機管理の普及啓発に尽力してきた。満63歳だった。