【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングが28日発表した2024年通期決算は、純損失が118億2900万ドル(約1兆8400億円)と大幅な赤字となった。赤字は6年連続。事故や大規模なストライキの影響で旅客機の生産が停滞し、人件費の増加も響いた。
 赤字額は20年以来の大きさで、米メディアによると過去2番目の規模。売上高は前年比14%減の665億1700万ドルだった。商用機の引き渡しは348機で、前年(528機)を大きく下回った。 
〔写真説明〕ボーイング社の事業所に掲げられたロゴ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)