2025/01/13
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】バイデン米政権は13日、人工知能(AI)向け先端半導体の輸出規制を強化すると発表した。米国の技術を使った高度なAIが第三国を通じて中国、ロシアなどの敵対国の軍事強化に悪用されることを警戒。国や地域ごとに輸出の上限を設ける。日本やドイツ、韓国など約20の友好国・地域は対象から外した。
敵対国向けの輸出は既に禁止されている。米政府は業界関係者や各国から120日間意見を公募し、最終規則をまとめる。今後の手続きはトランプ次期政権に委ねられるため、修正される可能性もある。
新規則では、AI向けの先端半導体輸出に認可制を導入。国・地域ごとの上限を超える輸出を事実上禁じる。AI用途以外や能力が一定水準を下回る半導体は対象外にする。AIに不可欠な大規模で高度なデータセンターの設立も規制する。
〔写真説明〕バイデン米大統領=3日、ワシントン(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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