2024/12/25
防災・危機管理ニュース
伊予鉄グループ(松山市)は25日、特定の条件下で無人の自動運転が可能になる「レベル4」に対応した路線バスの営業運行を市内で開始した。レベル4での路線バスの営業運行は全国初。伊予鉄バス(同)が高浜駅―松山観光港(片道約800メートル)に電気自動車(EV)を導入。1日往復約60便のうち、大半を自動で走る。
バスは12人乗りで、最高時速35キロで走行する。ソフトバンク子会社「BOLDLY(ボードリー)」(東京)の自動運転システムで、あらかじめ走行ルートを登録。バスに搭載した計28台のカメラやセンサーが人や物を認識し、人工知能(AI)が運転する。現金での運賃支払いはできず、完全キャッシュレスにした。
〔写真説明〕全国で初めて自動運転「レベル4」で営業運行される路線バス=25日午後、松山市
(ニュース提供元:時事通信社)
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