兵庫県加東市の遊園地で2021年、木造の立体迷路の床が抜け6人が重軽傷を負った事故で、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は27日、立体迷路の設計や保守に関する安全基準がなく、基準策定など再発防止策が必要だとする報告書をまとめた。
 事故は同年10月10日午後、「東条湖おもちゃ王国」の木造5階建ての立体迷路3階で発生。床が抜け乳児や小学生を含む男女7人が2.4メートル落ち、6人が腰の骨を折るなどの重軽傷を負った。 

(ニュース提供元:時事通信社)