建物内の「人」や「物」の位置をリアルタイムに「見える化」して日常業務の改善をサポートする

消防用設備全般の技術開発・生産・工事施工・機器販売・保守点検業務を手がけるニッタンは、オフィス、病院、倉庫、工場等のあらゆる建物内の火災情報と、従業員や備品の位置情報を融合した屋内位置情報システム「B Catch Now(ビーキャッチナウ)」を提供する。新たな付加サービスとして、施設の利用状況や従業員の働き方、備品の稼働状況などを可視化し、業務分析ができるサービスを提供する。

「B Catch Now」は、火災感知器にBLE対応の感知器接触型ビーコンを追加することで「人や物の位置」と「火災の位置」の情報をスマートフォンでリアルタイムに確認できる屋内位置情報システム。外出中や離席中の人が指定した「建物」や「階」に帰ってきたらメールで知らせる「おかえり通知」や、在宅勤務者・在館者のリスト表示、気くばりが必要なエリアでは地図上に人を表示しない「気くばりビーコン機能」(火災時を除く)を備える。

同システムでは、自動記録された位置ログデータを活用することで、作業時間や出退勤時間の把握・分析、人員・設備の最適配置が可能。新たな付加サービスでは、顧客の要望に対応したダッシュボードを作成し、必要なタイミングでパラメータを確認・分析できるようにすることで、仮説立案や課題抽出を可能にする。分析環境は、直感的な操作で使えることが特徴のビジネスインテリジェンス・ツール「Tableau Cloud」を採用する。これにより、日常業務の全体像の迅速な把握を可能にし、意思決定の質の向上を支援する。

同社は同サービスの有償トライアルを提供中。パッケージ内容は、利用人数が最大150人、位置特定用ビーコン等の端末レンタル個数が30個、表示画面数が2画面(地図)。トライアル期間は3カ月で、費用は月額20万円(設置費用・利用料含む)。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部