2024/10/10
防災・危機管理ニュース
【ナッシュビル(米テネシー州)時事】米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは9日、ルイジアナ州の新たな物流拠点に人工知能(AI)を全面展開すると発表した。商品の仕分けや包装、移動を担うロボットを従来の10倍配備。商品の充実とともに煩雑化する作業の一部を自動化し、効率化する。従業員をメンテナンスなどに専念させ、人間とAIの共存を図る。
テネシー州ナッシュビルで開いたイベントで、担当幹部は「AIと協調型ロボットを組み合わせ、ネット通販を再定義する未来を体現している」と語った。
中核を担うシステム「セコイア」は、3000万点以上の商品在庫を管理し、従業員の手元に商品を届けられる。テキサス州の拠点に昨年導入したが、今回、規模を5倍に拡大した。ロボットアームは形や重さ、大きさの異なる2億点の識別が可能。画像認識など随所に生成AIを活用した。
〔写真説明〕米アマゾン・ドット・コムが開いたイベントで、物流拠点への人工知能(AI)展開について説明する同社担当幹部=9日、テネシー州ナッシュビル
(ニュース提供元:時事通信社)
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