米アップルは20日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」を発売した。標準モデルなど4機種すべてに独自の生成AI(人工知能)システム「アップルインテリジェンス」を搭載。AIがメールの文面を校正してくれるほか、通話内容を書き起こした文章を要約する。ただ、発売時点でAIの機能は使えず、日本語版は来年リリースされる。
 今後、画像生成などの機能も追加する。標準モデルの直販価格は「15」発売時の値段と同水準の12万4800円から。
 東京都渋谷区神宮前にあるアップル直営店には、午前8時に早めた開店の前から十数人が列をなした。先頭に並んでいた30代の男性エンジニアは、最上位機種の「プロマックス」を購入。「さらにパーソナルなスマートフォンになっていくことを期待している。私の癖を学習して、操作が簡単になればうれしい」と語った。 
〔写真説明〕米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」=20日午前、東京都渋谷区
〔写真説明〕米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」(左)を手にする男性=20日午前、東京都渋谷区
〔写真説明〕米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)16」を購入するため、店頭に並ぶ人たち=20日午前、東京都渋谷区

(ニュース提供元:時事通信社)