【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングの従業員約3万3000人が加入する労働組合は13日、ストライキに突入した。執行部が会社と暫定合意していた25%の賃上げを柱とする労働協約を否決した。米メディアによると、ストは2008年以来16年ぶり。西部ワシントン州シアトル郊外の工場などが操業を停止するとみられる。
 会社と組合執行部は8日、過去最大級となる賃上げや医療費負担の軽減、ワシントン州の工場で次世代航空機を製造することなどを盛り込んだ新たな労働協約で暫定合意に達していた。 

(ニュース提供元:時事通信社)