JR貨物の犬飼新社長は11日の定例会見で、貨車などの車輪交換作業でのデータ改ざん問題について、「コンプライアンス(法令順守)の意識、教育が不十分であった」と述べ、謝罪した。自身の経営責任については「非常に重く受け止めている」とし、原因の究明や対策の策定に注力する考えを示した。進退への言及はなかった。 
〔写真説明〕定例記者会見で、データ改ざん問題について謝罪するJR貨物の犬飼新社長(左)=11日午後、東京都渋谷区

(ニュース提供元:時事通信社)