2024/08/29
防災・危機管理ニュース
台風10号の接近に伴い、JR各社は30日の新幹線の運転を広範囲で見合わせる。東海道新幹線は三島―名古屋間、山陽新幹線は広島―博多間を終日運休し、九州新幹線も博多―鹿児島中央間の全線で運転を取りやめる。台風の影響は31日以降も続く可能性がある。
一方、東海道新幹線は29日夕に静岡県内で雨量計が規制値に達し、一部区間で運転を見合わせた。その後、大雨が弱まる見通しが立たないとして、JR東海は同日夜に全線での運転取りやめを発表した。
30日は東京―三島と名古屋―新大阪間で「こだま」を1時間当たり上下各2本程度運転。山陽新幹線も新大阪―広島間で、同様に本数を減らして運転する。
29日は九州新幹線が午前から全線で運休し、山陽新幹線も広島―博多間の運転を夕方から取りやめた。
空の便では、日本航空と全日空が30日に九州や中国地方などを発着する計626便の欠航を決めた。
〔写真説明〕大雨の影響で東海道新幹線が運転取りやめとなり、払い戻しなどで切符売り場に並ぶ人たち=29日午後、JR東京駅
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方