企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】8月号

グローバル市場とサプライチェーンの拡大で企業のリスクが多様化、インシデント発生時の影響も甚大化し、リスクマネジメントの重要性がますます高まっています。が、組織全体で行う活動だけに、その導入と運用は容易ではありません。

 

異なる部門やステークホルダーと連携し、さまざまな情報を収集・分析。取り巻く環境変化と経営の実像に即してリスクを選定・評価、対応していくには時間もリソースも必要です。スキルと知識の習得、社員への浸透、組織への定着には数多のサポートが欠かせません。こうしたハードルを各企業はどうクリアしているのか、先行事例を徹底解剖します。

 

巻頭では、危機管理担当者が抱える難問・疑問を紐解くヒントをQ&Aで紹介。本紙がこの半年間で聞いた読者の悩みを「Question」として集約し、危機管理に詳しい4人のコンサルタントから「Answer」をもらいました。ほか、定番の企業事例として、本社ビル約3000人の3日間滞在に備える取り組みを掲載しています。