2024/07/27
防災・危機管理ニュース
【ビエンチャン時事】上川陽子外相は27日(日本時間同)、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓3カ国の外相会議に、ラオスの首都ビエンチャンで出席した。金融危機時などに外貨を融通し合う枠組み「チェンマイ・イニシアチブ」を自然災害時にも活用する仕組みを確認。食料安全保障分野での協力も申し合わせた。
上川氏は「この地域が安定的な経済成長を続けるためには、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化することが不可欠だ」と強調。「中国、韓国ともよく意思疎通し、ASEAN側の期待に応えたい」と語った。
会議では、核・ミサイル開発を進める北朝鮮や、政情不安が続くミャンマーなど地域情勢についても意見を交わした。
〔写真説明〕東南アジア諸国連合(ASEAN)との会談に臨む上川陽子外相(手前から2人目)。手前は中国の王毅外相=27日、ビエンチャン(ロイター時事)
〔写真説明〕東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の外相ら=27日、ビエンチャン
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 食糧安保
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方