東京電力グループと中部電力が折半出資する発電会社JERAは26日、五井火力発電所(千葉県市原市)に導入した最新鋭の発電設備を報道陣に公開した。運転開始は従来の計画を前倒しして8月1日の予定。液化天然ガス(LNG)を燃料とする高効率な設備で、電力需要が増加する夏場の安定供給に貢献しそうだ。
 同発電所の運営会社にはJERAのほか、九州電力やENEOSホールディングス(HD)の子会社も出資している。運営会社の佐藤正高社長は記者団の取材に応じ、「安全で安定的な供給が使命だ」と語った。 
〔写真説明〕JERAが公開した液化天然ガス(LNG)を燃料とする最新鋭の五井火力発電所=26日午前、千葉県市原市

(ニュース提供元:時事通信社)