2024/07/23
防災・危機管理ニュース
沖縄県では過去1カ月間、県全域の平均気温が統計史上最も高い状態が続いた。那覇市の沖縄気象台では19日に最高気温が36.0度となり、記録を更新した。台風3号の接近で厳しい暑さは一段落するが、通過後の28日ごろ以降に復活するとみられ、気象庁は熱中症などに注意を呼び掛けている。
同庁によると、同県の地域平均気温は6月下旬に平年を1.3度上回り、1946年の統計開始以来、2016年と並んで最も高くなった。7月上旬は平年差プラス1.4度、中旬は同1.9度となり、いずれも最高記録を更新した。
太平洋高気圧に覆われて晴れ、日差しの強い日が多かったほか、台風が発生・接近せず、近海の海面水温が平年より2度程度高い状態が続いたのが要因という。
3号の接近中、予想最高気温は那覇市、石垣市とも32度程度の日が多いが、28日に33度、29日と30日は34度と予想される。
県内の観測史上最高気温は36.1度で、12年に伊原間(石垣市)、13年に糸数(南城市)、16年に下地島(宮古島市)で観測した。
(ニュース提供元:時事通信社)
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