2024/07/23
防災・危機管理ニュース
気象庁は23日、8~10月の3カ月予報を発表した。平均気温は全国的に平年より高く、熱中症に警戒が必要。前線の影響を受けやすい時期があるため、雨量は東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美が平年並みか平年より多く、北日本(北海道・東北)や東・西日本の日本海側はほぼ平年並みの見込み。
太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を下回るラニーニャ現象が発生する可能性が高いため、太平洋熱帯域西部とインド洋熱帯域の海面水温が高くなる。積乱雲の発生が多くなり、太平洋高気圧が日本の南東で強くなることから、暖かい空気に覆われやすくなる。
【8月】北日本は天気が数日周期で変わる。東・西日本と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
【9月】西日本日本海側と北・東日本は天気が数日周期で変わる。西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
【10月】全国的に天気が数日周期で変わるが、西日本日本海側は平年同様晴れの日が多く、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美は平年より晴れの日が少ない。
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 熱中症
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方