2024/07/01
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は1日、米メタについて、巨大IT企業による自社サービスの優遇などを禁じた「デジタル市場法(DMA)」に違反しているとの予備的見解を示した。オンライン広告での個人情報取得を巡る同社の方針を問題視した。
発表によると、メタが提供するフェイスブックやインスタグラムは現在、ユーザーの個人情報を活用した広告配信に同意しないと、無料でサービスを利用できない仕組みになっている。
欧州委は、競合他社と比べて潜在的に「膨大な個人情報を収集できる」メタに、個人情報の提供か、サービス有料化の「二者択一を迫られる」ことで利用者が不利益を被ることなどに懸念を示し、別の選択肢を提示する必要性を指摘した。
〔写真説明〕スマートフォンに表示された米メタのロゴマーク(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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