2024/06/18
防災・危機管理ニュース
静岡県や関東南部では18日午後、太平洋側に延びる梅雨前線上を低気圧が東北東へ進んだため、大雨になる所があった。東海道新幹線は同県内の雨量計が規制値に達したため、小田原―新富士間の上下線で断続的に運転を一時見合わせた。この影響で山陽新幹線を含め、ダイヤが乱れた。
JR東海によると、三島―新富士間で午後0時半ごろから約40分、小田原―三島間で同2時半すぎから1時間余り運転を見合わせた。
低気圧は18日朝から夕方にかけ、九州南部付近から東海沖へ進んだ。夜以降は関東や東北の東方海上へ遠ざかるが、気象庁は雨量が多かった地域では引き続き土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。
静岡県熱海市・網代では午後4時20分までの12時間雨量が239ミリに上り、この地点の観測史上最多記録を更新した。高知県室戸市・室戸岬では午前6時50分すぎに最大瞬間風速32.5メートルを観測した。
〔写真説明〕東京駅を出る東海道新幹線=2023年8月14日、東京都千代田区(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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