【ニューヨーク時事】米資産運用大手ブラックロックや証券会社シタデル・セキュリティーズなど金融大手の支援するグループが、米南部テキサス州に証券取引所の新設を計画しているとみられることが4日、分かった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。既存のニューヨーク証取(NYSE)やナスダックに対抗するのが狙いという。
 報道によると、同グループは既に個人や大手投資会社から約1億2000万ドル(約187億円)を調達しており、年内に米証券取引委員会(SEC)に登録を申請する予定。2025年の取引開始を目指している。ナスダックと同様に取引は完全電子化する方向だが、同州ダラスでの拠点整備も検討している。 

(ニュース提供元:時事通信社)