2024/05/17
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】16日午前のニューヨーク株式相場は続伸し、優良株で構成するダウ工業株30種平均が一時、初めて4万ドルの大台に乗せた。米国の根強いインフレへの警戒感が幾分和らぎ、景気見通しへの楽観が広がっていることが株価を支えている。
ダウは午前10時32分現在、前日終値比82.38ドル高の3万9990.38ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は31.79ポイント高の1万6774.18。
15日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と、伸び率が3カ月ぶりに減速。年内に米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切り、景気の急激な冷え込みが回避できるとの期待が強まり、同日のダウは約1カ月半ぶりに史上最高値を更新し、4万ドルに迫っていた。好調な米企業決算や最近の人工知能(AI)ブームも、株価の追い風となっている。
(ニュース提供元:時事通信社)
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