政府は13日、首相官邸で「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」(議長・岸田文雄首相)を開き、脱炭素化と経済成長の実現に向けた「GX2040ビジョン」の議論を始めた。2040年を目標とする長期戦略で、24年度内の策定を目指す。経済活動を支えるエネルギーの安定供給体制を確保するため、原発や再生可能エネルギーなど脱炭素電源の投資促進を図る。
 岸田首相は会議の席上、ビジョンについて「脱炭素への現実的なルートを示すものにしたい」と表明した。 
〔写真説明〕GX実行会議で発言する岸田文雄首相(右から2人目)=13日午後、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)