2024/04/01
防災・危機管理ニュース
【カイロ時事】エルサレムのイスラエル国会周辺で31日、ネタニヤフ首相の退陣を求める抗議デモが行われた。イスラエルのメディアは数万人が参加したと報道。昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲以来、「最大規模」と伝えた。
参加者らは早期の総選挙実施も要求した。ネタニヤフ氏は、ハマスによる奇襲に関し、自らの責任を認めていない。ハマスが捕らえた人質の解放が進んでいない上、ユダヤ教超正統派が優遇され、兵役を実質的に免除されていることへの不満も高まっている。
ネタニヤフ氏は31日、記者会見を開き、選挙を行えば、「人質解放の交渉をまひさせ、目標を完全に達成する前に戦争を幕引きさせることになる」と指摘。「それを一番に歓迎するのはハマスだ」と強調した。
〔写真説明〕31日、エルサレムで、イスラエルのネタニヤフ首相退陣とイスラム組織ハマスに拘束された人質の解放を求め、デモを行う人々(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/26
-
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方