2024/03/25
防災・危機管理ニュース
ウクライナ軍は24日、ロシア占領下にある南部クリミア半島で、揚陸艦2隻を攻撃したと発表した。損傷程度は明らかになっていない。一方、ロシア軍はウクライナの首都キーウ(キエフ)や西部リビウ州を多数のミサイルやドローンで攻撃。ロイター通信によると、うちミサイル1発が隣国ポーランド領空に入り、約40秒間飛行した後、ウクライナ領空に戻った。
ウクライナ軍は「揚陸艦ヤマルと同アゾフの攻撃に成功したほか、通信所など黒海艦隊の複数の施設を破壊した」と表明した。クリミア半島の軍港都市セバストポリの当局者は「最近で最大規模の攻撃」とし、ウクライナ軍のミサイル10発を撃墜したと主張。住宅などが損害を受けたと述べたものの、軍艦の損傷には言及しなかった。
一方、ロシア軍は24日、キーウやリビウ州の重要インフラ施設をミサイル29発、ドローン28機で攻撃した。キーウ市当局者は通信アプリ「テレグラム」で「ロシアはいかなる代価を払ってもキーウを破壊するという目標を諦めることはない」と指摘した。
〔写真説明〕ウクライナ(写真左)とロシアの国旗(いずれもAFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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